オルガンとは?
−−− 言うまでもなく 「楽器の王様」 と言われるパイプオルガンのことです ....
オルガン (organ [英] ・ Orgel [独] ・ orgue [仏]) と言えば
西洋の言葉ではパイプオルガンのことを意味します。このホームページでも、
特に断らない限りパイプオルガンのことをオルガンと呼ぶことにします。
日本の小学校の教室でよく見かけたあのオルガンは、正確にはリード・オルガン、
あるいはハルモニウム (reed organ [英] ・ Harmonium [英独仏] ・
orgue d'expressif[仏]) と言うべきです。
ちなみに中国語では、オルガンは風琴、特にパイプオルガンを指して言う場合は管風琴という。
その違いは: - -
パイプオルガンのパイプには大別して2種類あります。一つは、フルートや尺八のように
共鳴管(パイプ)を空気の流れで振動させるもの、もう一つはクラリネットやオーボエのようにリード
(固体の板。オルガンの場合通常金属の板でできています)の振動を共鳴管
(レゾネータと言うが様々な形をもったパイプ)に共振させて音を出すものです。
前者をフルー管、後者をリード管と言います。
大きなオルガンは、これらの2種類の、様々な形をした多くのパイプの集合体です。
一方 リードオルガンには、リード(厳密にはフリー・リード)は有りますが、
個々のリードの振動を共鳴させるパイプは有りません。その発音原理はハーモニカやアコーデオン
と全く同じです。(リードの共鳴は、楽器としてはリードの集合体のまわりの空間で起るだけです。)
オルガンは西洋の楽器の中でも非常に歴史の古いもので、起源は少なくとも2千数百年前まで
さかのぼることができます。(ハルモニウムの歴史は250年程度。) その発音原理ゆえに、
オルガンは規模も音色も無限と言ってよいほどのヴァリエーションが可能で、通常は用途に応じて
1台ずつ注文製作されます。この点でもハルモニウムとは異なります。
最も小型のオルガンとしては、20本前後のパイプを持ったポルタティフと呼ばれるもの
(膝の上に置いて演奏します)があります。一方、大型のものでは数万本のパイプを備え100トン以上の
重さに達する巨大なものもあります。
教会やコンサートホールにあるオルガンの前面にはたくさんのパイプが見えますが、これらは
楽器全体が持つパイプのごく一部です。
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